今回のキャンプ地は福島県棚倉町にある山本キャンプ場。県内でも有名な観光スポットになっている山本不動尊の先にある小さなキャンプ場です。
山本キャンプ場は車の乗入れが禁止されていますので、不動尊の駐車場から約1kmの道のりをワゴンを引いて徒歩で進んでいきます。
今はまだ綺麗な緑色の参道ですが、10月下旬から11月にかけては「モミジ参道」と言われるほど美しい紅葉を見ることができるそうです。
参道を抜け境内を通り過ぎキャンプ場入口へ。
駐車場から10分ほど歩いてキャンプ場に到着です。
ワゴンを引いて歩くのはなかなかの重労働でした……w
前回……というか、ここ数回のキャンプ予定日は毎回のように雨予報。
当然、この日も午後から雨予報ということでキャンプ場に着くなり急いでテントの設営に取り掛かりました。
【第13夜】ではDDタープにレジストドームテントで雨を防ぎましたが、今回はソロティピーで雨を迎え撃つため色々と勉強してきました。
フロントの跳ね上げだとジッパー部分から雨漏りが確認されているので、それを回避するためにいくつかのアレンジ張りがあるらしい……。
今回採用したのはサーカスTC風のアレンジ張り。
理由は……カッコよさそうだったから!w
さて、設営を終えると昼食準備……ではなく、今回はキャンプ場入口にある福美屋さんでお蕎麦を頂くことにしました。
【第11夜】で訪れたcafe&activity nowhereさんでも昼食はカフェで頂きましたが、食べるところがある場合は毎回とはいきませんが楽をしていこうと思います!
美味しくお蕎麦を頂いた後は不動尊に参拝。
県内に住んでいますが、山本不動尊には初めて訪れたので御本尊が安置されている奥の院まで足を運んでみました。
130段ある急な階段の先に安置されている御本尊。山本不動尊の御本尊は弘法大師 空海の御持仏だと言われています。
空海が生きた時代から約1200年、そんな彼が関係する場所に訪れてみると何とも不思議な感覚を覚えます。
さて、カーネル・サンダース以来2度目の紹介になりますが、COTEN RADIOでは空海、そして同時代に生きた最澄のお話が紹介されています。
ゴリ押しするのは良くないのでたまにしか紹介しませんが、この回もとても面白かったので気になったら聞いてみてください。
真言宗に天台宗。今の日本の仏教にも大きな影響を与えた二人が同時代を生きていた奇跡。その関係性も興味深いものでした。
さて、参拝を終えるとキャンプ場入口の河原でコーヒータイム。
前回から自分好みのコーヒーを探すことにしましたが、今回のセレクトはtas coffeeのインドネシア産マンデリン。
酸味が少なく、コクがあり、苦みが強め。
「うん、これは好きな味だ」と思えたので、他のコーヒーも試しつつ当分はこのコーヒーを頂いていこうと思います。
川を眺めながら色々考えていると思っていたよりも時間が経っていたので、急いでテントに戻りおつまみ作り。
今回のおつまみはカリーブルスト&ポテト。
ウィンナーを炒め、ケチャップベースのソースで和えて、仕上げにカレー粉を振りかけたおつまみです。ドイツではメジャーらしいのですが、「何作ろうかなぁ…」と検索していて美味しそうだったので作ってみました。
辛めが好きなのでソースには刻んだハラペーニョをふんだんに使用しています!
ウィンナーにポテト。当然、鉄板でビールに合う!
簡単ですし、ソースを色々アレンジしてまた作ってみたいと思います。
さて、一杯飲み終えるころには辺りは暗くなり始めていました。
この日は9月末、気温は依然高い日が続いていましたが、確実に日は短くなり、秋、そして冬へと確実に季節は進んでいるようです。
時刻は17時過ぎ。
日が落ち、気温もいい具合になったのでお楽しみの焚き火の時間。
枯葉などを使わず、自作の荒いフェザースティックで火付けに挑むも火付けに失敗。2度目で何とか成功しましたが、火付けスキルはまだまだですね……。
ランタンにも火入れを済ませ夜が始まります。
今シーズン初の鍋にしましたが、雨予報に続き、10度前後まで冷え込む予報も見事にハズレ。
夜になってもTシャツ姿であることからも察していただけると思いますが、やはり鍋のセレクトはミスでした……鍋を食べながら汗がしたたり落ちますw
それでも静寂の中で過ごす時間はとても良い時間でした。
翌朝、ゴ~ンという鐘の音で目を覚まします。
「あ、そっかお寺か……」と思い、体を起こし早速朝食の準備に取り掛かります。
今回の朝食はBLTサンド!
たまには映えそうな朝食をと思ったのですが……意外と面倒な料理なんですね。
思った以上に時間がかかるも何とか完成。
チェックアウトが10時と普段より1時間早いのでサクッと食べて撤収準備を開始していきます。
夜の間に使わない道具をまとめたり、撤収の準備を進めているのですがなかなか撤収がスムーズにいかないのでこの辺は今後の課題ですねぇ……。
なんとか9時50分にキャンプ場を後にしてチェックアウトにギリギリ間に合いました。
今回は山本不動尊の先にある小さなキャンプ場、山本キャンプ場でのキャンプの模様を記事にしてみました。
リニューアルしたばかりで設備はとても綺麗で充実していますし、夏場はキャンプ場横の川で水遊びも出来るようで家族連れにも人気だという話でした。
また後日紹介記事を書きますが、興味があったらチェックしてみてください!
今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。