【ギア紹介】BUNDOK ソロティピー1 TC

ギア紹介シリーズ3回目。

今回は初回に紹介したWORKMANのレジストドームテントに続く2つ目のテント、BUNDOK ソロティピー1 TCの紹介をしていきたいと思います。

キャンプを続けていけるかの不安があってファーストテントは安価なWORKMANのレジストドームテントを選択した私でしたが、キャンプを重ねるたびに違うテントも使ってみたいと思うようになりました。

他にもいくつか候補がありましたが見た目のカッコよさ、設営の簡単さ、増え続けるキャンプギアを収納できる広さなどの理由からソロティピー1 TCの購入に至りました。

 

ソロティピー1 TC

サイズ・スペック

ソロティピー1 TCの公式のスペックは以下の通りです。

本体サイズ 2400㎜x2400㎜x1500㎜
インナーテント 2200㎜x1000㎜x1350㎜
収納サイズ 440㎜x24㎜x24㎜
重量 約4.8kg
ロープ 5本
ペグ 14本
メインポール 1本
サブポール 1本
フライシート
耐水圧値
2000㎜
ボトム
耐水圧値
5000㎜

 

カラー:カーキorサンドベージュ

価格:Amazon楽天などで購入する場合、約13,000円前後から購入できます。

テントの詳細

ここからは現物を見ていきましょう。

収納袋から中身を出してみると、フライシート、インナーテント、メインポール、サブポール、ペグ、ガイロープが入っています。ロープは5本入っていますが、4本は最初からテントに付属していて、余っている1本はサブポール用です。

設営の際は控えめな「BUNDOK」のロゴが正面になるように正方形に広げていきましょう。

1か所にペグを打ち込んだら、フライシートがなるべく綺麗な正方形になるように軽く引っ張りながら、時計or半時計周りでペグを打ち込んでいくと良いと思います。

張りが弱いと綺麗な三角形にならず、逆に張りすぎるとテントをクローズする際にジッパーがしっかりと閉まらなくなってしまいます。

ペグを打ち終えたらロゴとは反対側、向かって左側にあるジッパーを開け、フライシートの中に潜り込んで、メインポールを中心に立てます。

フライシートの設営は慣れてしまえば5分程度と、本当に簡単です。

風が強い場合は4本あるガイロープもペグダウンしましょう。また、しっかりとクローズできるかも確認しておきましょう。

フライシートは天井、後方、真ん中左右にあるバックルと連結することで張ることが出来ます。

正面奥だけでなく、サイドに張ることも可能です。

 

次はサブポールを使ってフロントフラップを左右に跳ね上げてみましょう。

 

簡易的に前室空間が作れ、風除け、日除け、そして他のキャンパーさんからの視線を遮ることもできプライベート感が増します。

当然ですが、左右跳ね上げでは雨をしのぐのは厳しいです。

 

続いてフロントフラップのジッパーを閉じて跳ね上げてみます。

後に解説しますが、今回は二又化してフロントフラップを跳ね上げています。
左右の跳ね上げとは違い、前室に屋根が出来ているためこの状態であれば雨をしのぐことも出来ると思います。ただし、ジッパー部分から雨漏りする可能性が懸念点です。

二又化

ワンポールテントの特徴でもあり欠点でもある、中央にドーンと立っているメインポール。このポールのせいでスペースが有効活用できない場合があります。

そんな悩みを解決してくれるのが二又化用のポールになります。

テントの形に添った三角形のポールでフライシートを支えてくれるため、中央のポールが不要でスペースが一気に広がります。

左右はポールで地面の部分はひもを接続し、両端をペグダウンして使用しています。

フロントフラップの跳ね上げも二又化しています。こちらは別途二又化パーツを購入していますが、一応なくても二又化することはできます。

とりあえずで跳ね上げたので左右のバランスが良くありませんが、こんなパーツを購入して使用しています。

ソロティピー1 TC 良い・悪いと思う点

良いと思った点

フラップが便利

左右、そしてジッパーを閉めれば前方にも跳ね上げが出来るフロントフラップ。雨の日にもタープなしで前室が確保できるのは大きな利点だと思います。

また周囲の視線を遮ることが出来るのでプライベート感が増すのもGoodです。

 

火の粉に強いTC素材

ポリエステル65%、コットン35%のTC素材を採用しているため多少の火の粉であれば燃えることもなく、跳ね上げた前室の下でも焚き火が可能。

初代のレジストドームはポリエステルのため、すでに所々小さな穴が開いてしまっていますがソロティピー1 TCは今のところ穴が開くようなこともなく使用できています。

また、生地の遮光性が高いためしっかりと日影を作ってくれるので、日差しが強くても安心です。

 

前後ドア付きで通気性が良い

メッシュインナーに加え、前後を開放できるため暑い夏でも風通しの良い環境をつくることが出来る。

本格的な夏の使用はまだですが、4月に30℃を超えるキャンプを経験しました。その際に前後が開くと本当に便利だと感じました。

 

その他

前回紹介したレジストドームテントと同様に設営は簡単で、オールシーズン使用できる点はとても良いと思います。

 

 

悪い(もう少し)な点

付属品が華奢

TC素材を採用しているためフライシート自体で4kgを超える重量なのに対して、メインポールが16㎜。通常時は問題ないかもしれないが風が強い日などには不安が残ります。

また、付属しているペグもアルミ製のため強度が低く、硬い地面には使用できない。

 

圧迫感がある

購入する前は十分な広さだと思っていましたし、実際にフルクローズ時にキャンプギアを全部収納できるためフロアサイズは十分な広さです。しかし高さがあまりないので圧迫感を感じることがあります。地べたスタイルであれば問題にならないと思いますが、椅子やコットを使用する際は低いものしか使えないと思います。

175㎝の私が地べたに座るとちょうどいい感じです。

 

重くてデカい

材質の特性上仕方ありませんが約5kgという重さ。さらに収納袋に収納した際のサイズも約440㎜x240㎜x240㎜となかなかかさばります。オートキャンプであれば問題ありませんが、離れた場所まで徒歩移動が必要な場合は少し使いにくいかもしれません。

 

まとめ

今回は2つ目のテントとして購入したBUNDOK ソロティピー1 TCの紹介をしてみました。

良い点、悪い点を挙げてみましたが、それらを踏まえてもお気に入りのテントになりました。ファーストテントのレジストドームとは違った利点、欠点があるので、この先は2つを使い分けていこうと思っています。

この記事が何かのお役に立てれば嬉しいです。

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。